「リレー・フォー・ライフ2017@上野公園」に参加して (その1)

コミュニティ・地域

「リレー・フォー・ライフ」って聞いたことありますか?
1985年、アメリカ人の一人の医師ががん協会への寄付金を募るため、24時間走り続けたことをきっかけに始まった、がん患者さんやそのご家族を応援するためのチャリティ活動です。日本にも活動の輪が広がり、夜通し歩くウォークリレー・イベントは、全国各地で開催されるようになりました。

◆リレー・フォー・ライフとは
>> 公益財団法人 日本対がん協会ホームページ



先日の9月30日(土)10月1日(日)の2日間、東京の上野公園でもイベントが開催されました。
がん患者さんやその家族をたたえ、亡くなった人たちをしのび、がんと闘っている人たちを勇気づけるため、さまざまなチームが夜通し交代で歩いたり、ステージやテントなどでさまざまな催しがおこなわれます。

◆リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017上野公園
>>リレー・フォー・ライフ・ジャパン東京中央ホームページ



そこへカッキー、参加してまいりました。
きっかけは友人のTちゃん。Tちゃんは、がん患者さんなど病気治療中の方でも安心して使える化粧品や外見ケアのスペシャリスト。その方の状態に合わせて、適しているケアを施してくれたり、アドバイスしてくれたりするんです。

がん患者さんのキレイと癒しの味方であるTちゃんは、リレー・フォー・ライフが日本で始まったときから毎年参加し、もう10年以上も活動されています。今年もブースを出展し、仲間たちとネイルやハンドマッサージ、整体など癒しのサービスと、サバイバーKさんによるハンドメイド小物の物販などをしました。

カッキーはブースへの呼び込みと、整体の予約受付、そしてパンダのインスタ撮影用(?)顔出しシートの対応です。パンダ香香(シャンシャン)の名前が決まった直後とあり、これはお客さんが見込めそうです。

ほかにも、胃がんや乳がん、肉腫など患者会のブースや、老人会、保険会社、NPOなどさまざまなグループが出展し、楽しそうな催しがいっぱい。中央にはステージがあり、歌や演奏などが繰り広げられます。
開会式では、渦中の小池知事も来られ、アグネス・チャンなどもあいさつしていました。

開会式が終わると、ウォークリレーの始まりです。最初の1周目はサバイバーさん(がん患者さん)のみ、2周目はケアギバーさん(ご家族など支援者)も加わり、3周目からそのほかの支援者たちも加わって、会場の周りを歩きます。

私たちのブースでは、サバイバーさんたちが前を歩くときに、鳴り物を鳴らしてたたえました。がんと闘っている人たちの命を祝福するとことが、このイベントの大きな目的の一つでもあるからです。

あるサバイバーさんは、毎年この場に来てこのイベントに参加できることが、すごく大きな力になるとおっしゃいました。そんな言葉を聞けただけで、私のほうもめちゃめちゃ励みになりました。

さて、参加者も大勢のこのイベント、そして近くにある美術館や博物館などに来館した人々なども含め、上野公園はたいへんな賑わいをみせてきました。

(その2へつづく)

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