コラム

上智大学での「ケアフェス2015」に行ってきました

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「ケアフェス2015」
あまりなじみのない言葉だと思いますが、何かというと…

ケアフェスは、⼦育て、介護、看護、看取りなど、さまざまな場⾯におけるケアの当事者が⾃ら情報を発信したり、参加者同⼠がケアについて対話したり、ともに考えたりするイベント。「市⺠発!介護なんでも⽂化祭」を継承し、今年で11回⽬です。
~「ケアフェス2015」ホームページより~


というイベントです。
「市民発!」ということで、地域などで活動する市民団体やNPOなどが、300団体以上も集まったとのこと。私は今年初めて参加しましたが、ケアに関わる大勢の人がつどい、熱気にあふれていました。

ワークショップや展示ブースなど、それぞれすごい盛り上がり。その中で私のお目当ては、ケアコミュニティ せたカフェのワークショップ『カフェから広がるネットワーク 〜せたカフェから広がった地域のつながり〜』です。


世田谷の住民と専門職を中心に、「ケア」をキーワードにゆるやかにつながった人々の集まりである『せたカフェ』。そこで出会った人々がつながって、いろいろな活動が広がっているという、あらたな取り組みをされています。

せたカフェの世話人であり、ワークショップのコーディネーターである中澤まゆみさんによると、世田谷区は市民活動がとても活発な地域で、区内に数百の市民団体やNPOがあるそうです。けれど、個々に活動していてバラバラの“点”だった。それをつなげて“面”にしていく、というのがせたカフェの目的だそう。

数百もの市民団体が活動している、意識の高い住民が多い世田谷区ですが、「住民参加」の段階でいうと、道半ばとのこと。自分たちの手で地域社会を作っていくのは、これからまだまだ先のある試みなんですね。

けれど、少子高齢化で財政状況が厳しいわが国においては、お上からやってもらうのを待っていてはとうてい間に合わない時代になっていく。だから、自分たちでやれるところはやっていく。そうした覚悟と志を持った方々が、せたカフェにつながり、実際に活動を始めています。

認知症カフェを主宰されている脇濱由佳さん、ケアラーズカフェ主宰の岩瀬はるみさん、グリーフサポートせたがや主宰の加治陽子さん、世田谷介護サービスネットワーク副代表の宮川英子さんがパネラーとして、それぞれがやっている活動についてお話しされました。

皆さん、元々それぞれの活動をされていたのですが、せたカフェにつながることにより、あらたな出会いがあって、そこからさらに活動範囲が広まったとのこと。専門職の方に分からなかったことを気軽に聞けたり、ここで出会った方たちが自主的に手伝ってくれたり、イベントなどでコラボしたり…。
やはり、人との出会いは大きなあと実感しました。

せたカフェのワークショップはもちろんのこと、ほかにもいろんなワークショップが開催されたりブースが出展していて、こんなに一堂にケア関連のものを見たことがなかったので、本当に貴重な機会だと思いました。

上智大学や専門学校の学生さんも大勢いて、にぎやかで楽しいフェス。こうしたところに足を運ぶと、ケアが身近に感じられるようになりますね。




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