コラム

ありがたい後見人、身元引受人

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先日、ベテランのケアマネさんにお話しを聞く機会がありました。
何もかもが貴重なお話しだったのですが、その中でもへーーーって思ったことが、これでした。

ケアマネさんをしていると、ご家族がいない天涯孤独のおひとりさまを担当することがあるそうです。
ご自宅で介護を受けているときは、ご家族がいなくても、ケアマネさんを中心としたケアチームでケアを受けられるわけですが、けがや体調不良で入院されると、退院後にはご自宅での生活が無理になる場合も

そうなると、特別養護老人ホームや老人保健施設などへの入所となるのですが、契約できない。なぜなら、病院へのつきそいなどをする後見人、身元引受人がいないと、申し込むことすらできないからです。

そこからケアマネさんが機転をきかせ、後見人制度の申し立てなどをし、決まるまでどれぐらいの時間がかかるか分からないけれども、老人保健施設を探しているんだそうです。

このように、家族がいないおひとりさまの場合、いろんな難しいことが出てきたりしますが、
世の中、杓子定規のことばかりじゃないんですよ、と!

以前担当したAさんは、同じように天涯孤独のおひとりさまだったけれども、
若いころにしょっちゅう通っていたスナックのママさんが、
「さんざんお金を使っていただいたから」といって身元引受人になってくれた
そう。

別のおひとりさまBさんは、
「若いころ、仕事を手取り足取り教えていただいたから…」といって、
会社の後輩が身元引受人になった
のだそうです。

これにはケアマネさんもビックリしたらしく、「スナックにお金、つぎ込んでみるものねー」などと言って笑いましたが、いやー、こんなこともあるんですね!

もちろんこのAさんも、将来の身元引受人を期待して、スナックに通っていたわけではないと思いますが(笑)

けど、人間関係って、面白い…!有り難い…!
お金で買えない、まさにプライスレス。

知識ばっかり追っちゃうと、通常のパターンしか見えなくなりますが、そうでないことも世の中にはあるし、起きてるし。

何かあったときにお願いしたり、お願いをきいたり、言い合える関係を作っておくのって大切だなあって、あらためて思わせてくれるお話しでした。







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