コラム

都立霊園の募集が始まる時期に注意したいこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

東京都民で、お墓をこれから求めたいという人々に人気なのが、東京都が提供している「都立霊園」。都心の一等地にある青山霊園や下町風情の町中にある谷中霊園のほか、全部で8か所あります。

【都立霊園】

●青山霊園
〒107-0062 港区南青山2-32-2
都心の真ん中にあり、ビル街の間の貴重な緑地となっている霊園。著名人の墓所が数多くあり、外人墓地も。

●谷中霊園
〒110-0001 台東区谷中7-5-24
下町風情あふれる谷中の寺町の中にある。園内には幸田露伴の小説「五重塔」のモデルになった天王寺五重塔の跡も。

●小平霊園
〒189-0012 東村山市萩山町1-16-1
西武新宿線の小平駅からケヤキ並木が続き、園内は広く緑の芝生が美しい。都立霊園で唯一樹林・樹木型の墓地がある。

●多磨霊園
〒183-0002 府中市多磨町4-628
府中市にある緑に囲まれた武蔵野の面影を残す霊園。面積は128ヘクタールと都立霊園のなかで最大規模。

●八王子霊園
〒193-0826 八王子市元八王子町3-2536
国立公園や自然公園の峰続きにあり、丘陵地で木々に囲まれ起伏に富んでいる。園内のすべてが芝生墓所。

●八柱霊園
〒270-2255 千葉県松戸市田中新田48-2
都立霊園だが千葉県松戸市にある。小高い丘とその谷間につくられた公園墓地。

●雑司ヶ谷霊園
〒171-0022 豊島区南池袋4-25-1
南池袋の住宅街の中にあり、自然に近い環境の霊園。小説家や音楽家など文化人が眠る墓所も多い。

●染井霊園
〒170-0003 豊島区駒込5-5-1
都立霊園の中で最も規模が小さい。桜の古木が点在する中にあり、歴史を感じさせる。

これらの霊園は毎年、使用者募集があります。例年応募者が多く、抽選となっています。倍率は高いところで30倍以上のところもあり、皆さんも抽選会の様子をニュースで見たことがあるのではないでしょうか。
ちなみに、雑司ヶ谷霊園と染井霊園の募集はほとんどありません。

毎年、6月ごろに募集概要が発表され、7月上旬~中旬に申し込み受付、8月下旬に抽選会があり当選者が決定。その後10月に書類審査があり、ここで問題なければ費用を納めて正式に使用が許可されます。

現在、募集前ということで、ネットを検索するとさまざまなところが「都立霊園 平成30年度の募集」などと謳い、資料提供や説明会を開いています。それらをよくみると、石材店や墓所販売会社などなど。

平成30年東京都の募集要項発表前のある日の検索画面

クリックしてホームページを見ると、小さく「※当社は、東京都とは直接関係ございません」などと書いてあるところもありますが、どちらの会社もその通り。東京都とは関係なく、それぞれの会社が独自に情報を提供しているのです。

なぜかといえば、当選した際には自社で墓石を建ててほしいという意図があるから。そのため、募集の時点からあれこれお世話してくれるわけです。もちろん強要はしないでしょうが、お世話してもらった後にムゲにはしづらいですものね。

けれど選択するのはこちらですから、それとこれとは分けて考え、もし墓石を建てるとなった際には、しっかり検討することが大事です。

さて、各社のホームページなどの情報は、東京都の公式情報が発表される前に、情報収集として見るのは問題ありません。各社工夫を凝らして分かりやすくまとめています。資料請求をしたり説明会に行ってもよいでしょう。
そのとき注意することは、

・もししつこい営業がきたら、きっぱりと意思を伝えましょう

・応募する際は、自分で応募しましょう

・そして、その会社が勝手に応募しないよう確認しましょう

応募条件に「資格のある方1人1か所限り」とあります。二重申込みの場合は無効(=失格)となってしまいます。

以前、ある当選された方が「当選後の書類審査で失格になった。よくよく調べてみたらお世話をしてくれた石材屋さんが気を利かせて応募していた」といった例がありました。自分は頼んでもいないしそれを知らなかった、としても二重申込みとみなされ失格になってしまうのです。

あとでそんなことがないよう注意しつつ、東京都の発表まで間のあるこの時期、上手に情報収集しましょう。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ
にほんブログ村

  • このエントリーをはてなブックマークに追加





ページ上部へ戻る