定年後を楽園にする方法

かなりの時間や気力を仕事に費やしてきたフツーの会社員にとって、「定年」は待ちに待ったというより、じつは不安のほうが大きいかもしれません。
バリキャリ女子の先輩が最近ポロッといった言葉。
「定年したら、いったい私は何をすればいいのか?すごい考えるよ…。」
定年後の不安はオヤジ達だけでなく、バリバリ働いてきたキャリア女性にとっても、同じことのようです。
そんなアナタに朗報?!
大江英樹さんが書いた『定年楽園』という本を読みました。
60歳で定年を迎える普通のサラリーマンが、定年後をどのように考え行動すれば豊かで楽しい生活を送れるか、ということを具体的にアドバイスしています。
この本が良いのは、著者の大江さんが実際にサラリーマンであったこと、定年再雇用で働いていたことなど、自分が経験しているってところ。その立場を実際に経験しているので、ひとつひとつの提言がメチャリアルです。
大江さんはこう言います。
自分の好きなこと、自分が本当にやりたかったことができることが、こんなにも素晴らしいことなのかということを実感しています。
本書のタイトルが『定年楽園』となっているのも、私のそんな想いを伝えたかったからです。
「定年楽園」というのは、“定年後に楽しく活動できる園を目指して、今から準備しましょうという意味なのです。
なんと、オモロウゴの精神と一致しているじゃないですか!
オモロウゴの“オモ活”(自分が面白いと思う活動)を具体的にするために、大いに参考となる本といえますね。
老後の本当の不安とは何なのか?
老後に本当に必要な金額はいくらなのか?
年金はどうなっているのか?
60歳からの働き方は?
定年楽園への近道とは?
などなど、どれもふむふむナットクしながら読み進めた中、一番印象深かったのは「自分の居場所をつくる」ことについてでした。
自分の居場所をつくるためには、働くにせよ何にせよ、“活動すること”がキーとなります。その活動は、自分が面白いと思えることをやるってことが大事だよ、とおっしゃっています。
まさに、オモ活がキモになるんですね。
定年後の楽園をつくりたい方、
オモロウゴをめざす会社員の方は、ぜひご一読を!