「オモ活」を考察してみる (その2)

思うこと

前回に引き続き、「オモ活」を考察してみることに。
今回は、「オモ活」につながる活動ってどんなものがあるのか?を考えます。

老後っていつからなのか、ハッキリしているワケではありませんが
定年退職後というのがだいたいの時期ではないでしょうか。

仕事人間だったお父さんが、定年後やることなくボケっとしちゃうように
バリバリのキャリア女子も、生活のほとんどを占めていた仕事がなくなってしまうと
かつてのお父さんと同じようになってしまうかもしれません。

もちろん、やりたいことが「毎日ボケっとする」であれば、実行すべし。
しかし人間、生きていたら何がしの活動をしたくなるもの。その後何十年も、ボケっとし続けることはできなさそうです。

じゃあ、どんな活動するの?
ということで、海外旅行や国内旅行、好きなだけゴルフする、本を読む、山登りをする…などなど「趣味」の活動が思い当ります。

「趣味」=「自分のやりたいこと」三昧な毎日を送るなんて、ホントそうしたい!って思いますが、それが成立するのは、年金など働かずに入ってくる所得で暮らしていける、という環境があればこそ。

けれど現在の40代50代の場合、年金のみでそれをし続けるのは、相当むずかしそう。
相応の対策が必要になりそうです。

ほかの活動は?と考えてみると、「仕事」もありますね。
経営者や自営業、個人事業主であれば、定年は自分次第ですし。

シニア起業する方も増えています。
老後も仕事を続けるなら、自分がやりたいことや、これまでの人生経験が活かせることをしたいですよね。
これまでに経験したことのない、面白い毎日が待っているかもしれません。

そしてもうひとつの活動といえば、「ボランティア」
WikiPediaによると「自主的に社会活動などに参加し、奉仕活動をする人のこと。」とありますが、日本では独自の意味合いが持たれていて、特に「無償で」というイメージが強いです。

けど、私が注目するのは「自主的に社会活動に参加する」という箇所。
福祉や災害という分野にとどまらず、広義な意味で「社会活動」していいと思うし、有償でもいいんじゃないかと思います。

利益や儲けが最優先されるのではなく、
自分のやりたいことが誰かの役に立って、ちょっと長い目でみて、結果的に利益も出ている、っていうのが理想的。

それを「ボランティア」と呼べないかもしれないけれども、そんな第3の活動ができると面白いんじゃないかな。
そういった活動を「オモ活」の定義としてみたくなりました。




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