10月のテーマ『孤独死?ひとり死?増えているんですか?』

終活を知ってみよう会
★終活カウンセラー石崎公子さんが解説&ナビゲートする『終活を知ってみよう会』のレポート
(開催日 2018年10月23日(火)@笑恵館)

孤独死やひとり死といわれるニュースも、最近では珍しくなりました。増えているように感じますが、なぜか?家族構成の変化が大きいから、と終活カウンセラーの石崎公子さんがデータを用いて解説していきます。
今、一番多いのが一人世帯。65歳以上でいえば、半数以上が一人もしくは夫婦のみの世帯となっているのが現状。それをみれば、一人で亡くなる方が多いのも納得です。

なんとなく不安になりますが、ひとり死で困ること、心配なことは具体的に何でしょう?との問いに、参加者の皆さんは「発見されないこと」「あとしまつ」「突然死ならいいけど徐々にはね…」などと答えていきました。自分でできないこと、誰かにやってもらわないといけないけれど、その誰かが見えないことが不安となっているようです。

その不安を安心に変えるためにはどうすればよいのでしょう?笑恵館アパート住人のOさんは、必ず誰かが気にかけてくれている環境にいる。Uさんは友人グループで毎日LINEをしていて、レスしないと皆が気にかけてくれるなどとお話ししてくれました。
そこから見えるのは、ずっとずっと一人にはならないこと、気にかけてくれる人がいる関係を作ることがとても大事なのでは、ということ。

環境や関係を作るって急にはできない、それは今始めないとね、と皆さん感慨深い様子。先のことの不安なテーマと思っていたけれど、今できることを始めることが将来へつながるんだと、やる気があふれてきたようでした。
心配や不安なことでも具体的に見えてくると、力が出てくるんじゃないでしょうか。

「終活を知ってみよう会」では、そうした不安の中身を客観的に知ることができますよ。気になることがあれば、ぜひご参加くだいさませ!

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次回のテーマは『治療方法は、自分で選ぶ?延命治療って言われても‥?!』
11月27日(火)午後2時15分~@笑恵館です。
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