診療報酬改定で変わるかもしれない、ものすごく大事なこと

医療・介護

診療報酬というのは

診療報酬(しんりょうほうしゅう、英語: Health care fee)とは、保険診療の際に医療行為等の対価として計算される報酬を指す。「 … 患者はこの一部を窓口で支払い(自己負担)、残りは公的医療保険で支払われる。 保険を適用しない自由診療の場合の医療費は、診療報酬点数に規定されず、患者が全額を負担する。

Wikipediaより

ということで、病院などの診療に対する報酬。どんな処置をしたら何点、と国が決めているわけなので、それが医療行為の方向性を決めるといっても過言ではありません。

たとえば、病院に入院して手術をしたとして、何日も経っていないのにさっさと退院させられる。なんていうのも、長期間入院すると点数にならないと診療報酬で決まっているから。経営に直結するルールだから、病院はそれに従って動くわけです。

そのガイドラインは2年に一度見直されていて、今年は改定の年。いろんなところが改定されるようですが、私が注目したのは「人生の最終段階の意思決定におけるガイドライン」という箇所。

現在、急性期病院では救命が一番の目的となっていて、たとえば高齢で回復が難しい状態の患者にでも、通常は延命治療をすることになり、その是非が問われています。自分が延命治療を望まない場合には、書面に残しておいたり、決定を代行する人に意志を伝えておく必要がありますが、そこまでしている人はほんのわずかというのが現状。

なぜ進まないのか?あまり考えたくない場面のことだし、医療のことって難しくてよく分からない。何より、そうしたシーンってリアルに想像できないからじゃないでしょうか。家族など近しい人でそうした経験があれば、理解できることもあるけど、同じ状況になるとは限らないし…。

って考えていくと、積極的に考える気にならなくなる。考えなくともそうした状況がやってきたら、その場で選択しないといけなくなるんだけど。けど、そうしたシビアな状況にならなければ事前に考えなくても済んでいるのが現状。

でも、今度の改定では、病院に入院した時点で「人生の最終段階の意思」を問われることになるかもしれません。

命に別条がないという状況で入院したときならまだしも、(それでも元気なときとは違いますからね。。)重篤な病気で入院したときに、それを問われたらどう感じるでしょう?しかも、最終段階とか終末期とかまったく考えたことのない人が、いきなり医師からそう聞かれたら、かなりの衝撃なのではないでしょうか。

だから聞かれないほうがいいというのではなく、誰に言われるまでもなく、最終段階のことだって自分の人生、一度ちゃんと自分で考えておいたほうがいいと思うんです。切羽詰ったときでなく、しっかり考えられる余裕のあるときに。

とはいえ、一人で考えるのは難しいので、下記のようなセミナーを利用してもいいかも。じつは私、先日参加してきました。なかなか厳しい選択をしないといけないわけで、(どれもイヤー!という選択だもの)医療のことを理解しないと、納得いく答えが出せません。

今すぐ答えは出ないとしても、一度考える、一度そうした現状を知っておく、想像しておくだけで、拒否反応が少なくなると思うんです。初めてのこと、ましてや超ハードな状況でのことって、受け入れたくないですから。慣れておくってことが大事じゃないかな。

セミナー来月もあるようです。お近く&ご都合つく方はぜひ!

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